JAWS FESTA 2018 OSAKA に参加してきました!!
11/03 (土) に大阪のパナソニックスタジアムで開催された「JAWS FESTA 2018 OSAKA」に参加してきました。
ちょっと遅くなりましたが…、レポシェアです。
- 関連リンク :
会場まで
当日は、素晴らしい天気でした。 万博公園駅から降りると、真っ青な空。
あまりの偉大さに写真を撮ったものの…、ゴジラの様に動き出しそう…。
太陽の輝きが、大観覧車とマッチして爽快!!
パナソニックスタジアムの芝生も緑が映えてすごく綺麗です!!
テクノロジーの民主化で世界平和を! | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、友岡 賢二 さん。
フジテック株式会社 常務執行役員であり、Enterprise JAWS-UG (E-JAWS) の会長も務めらています。凄い方ですね。 ちなみに、「#武闘派CIOでつぶやいてね!」とのことなので、ツィートするときは #武闘派CIO を付けてツィートしましょう。
「テクノロジーの民主化で世界平和を!」と、何とも壮大なテーマで、正直私の様なエセITエンジニアに理解ができるか不安でしたが…、非常に簡単な理念を軸に、普段の行動に関する改善のヒントを教えてもらった様な気がしました。
まずは、こちらの動画の紹介から。
3分程度の動画ですが、組織 (集団) の成り立ちや拡がりの本質を付いている様に思います。
普段の日常生活において、我々はいつもとちょっと違う何かを見つけた時、それを注意 (Attention) して、観察 (Observation)し、理解 (Comprehension)します。そして、そこから自身の中に新たな感情 (Emotion) が生まれ、何がしかの判断 (Judgment) をし、行動 (Action) をとる訳です。AIDMA ならぬ、AOCEJA って感じですね。
で、友岡さんやこの動画で言っていることをざっくり簡単に言うと、
「良い未来 (Vision) の可能性がちょっとでも見えたら、 まずは行動 (Action) しちゃおうよ!!」
ってことなのかなと思います。
「いやいや、そんなことわかってるよ!!」って声が聞こえてきそうですが…。
言い方を変えると、
「行動 (Action) することを前提で考える。」
ってことなのかなと。
誰しもが、行動 (Action) する前には色々なことを考えます。
- 「嫌われたらどうしよう…」とか
- 「これをするにはお金が掛かる…」とか
- 「以前やって失敗しちゃったな…」とか
- 「ちょっと最近疲れ気味だし…」とか
- 「明日仕事があるから…」とか
ただ、それよりも、
もしかしたら、良い未来 (Vision) になるかも…
を大切にすることが、行動 (Action) に繋がる重要な考え方である様に思います。
友岡さんのお話では、この考えに繋がる言葉がたくさんありました。
リーダーだけではなく、フォロワーやグループに所属するメンバそれぞれに敬意を払い、大切に、対等に接すること。
他者を否定して、自己のアイデンティティを得る必要は無い。
これからの未来は、オープンソースの概念 (自由、差別しない、全公開) を大切にして、Give し続けよう!!
コミュニティの運営の極意 :
- 何かを決定する際にはしっかりと経緯を説明をし、文書化する。
- 素直に間違いを認める。
- 議論を公開する。
友岡さんの基調講演、素晴らしかったです!! ありがとうございました♪
👏
※参考 :
お昼休憩
カップヌードルのピラミッドです。 屋外だったので、ちょっと肌寒い時もあったので、助かりました。 温かくて、美味しかったです!!
クッキーも無料で提供されていました。 美味しかったです!!
協賛企業の方々様様です。本当にありがとうございました。
#jawugsmgmg
ツィートもしておきました!!
AWSを活用したAIプラットフォーム「AIメーカー」の開発 | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、2z(つじ) さん。
個人で、AIプラットフォームを開発しているとこと。凄いですね♪
AWS のインフラを利用した AI ぷらっとフォーム AIメーカー の開発からリリースまでのお話でした。 現状は、画像解析と文字起こしまでできるとのこと。今後は、さらにコンテンツを充実させていきたい、とのこと。
これまでの知見や経験があったとはいえ、週末開発で2ヶ月でリリースまで持っていかれたとは凄いですね。
クラウドコンピューティングの基本思想と新しいテクノロジへの取り組み | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、亀田 治伸 さん。
AWS のエバンジェリストで、普段から色々なところへ飛び回って、AWS のお話をされています。 2児の父で、(自称) 帰国子女とのこと。 どんな方にもフランクに接する方で、人柄も良く、尊敬できる方です。
今回は、AWS (Amazon) の思想とそれに繋がるサービスのお話を聞かせていただきました。
大きな考えとして、
というところかな、と思います。
で、 AWS の上手な活用やメカニズム (自動化と連続性)のポイントがこんな感じかと。
Infrastructure as Code
- リソースはAPI経由でプロビジョニング
- 定義ファイルによる効率化と自動化
- エラーやセキュリティ違反の除去。
-
- 大規模化、共有リソースプールによる効率化
- データセンター、ネットワーク、ハードウェアの抽象化
- 多くのマネージドサービス
SoR (System of Record) : 企業内部でデータを厳格に運用
SoE (System of Engagement) : 顧客主体で新しいコンセプトの提唱
SbD (Securitey by Design) : 構想 (企画/設計/開発) 段階からセキュリティの方策を組み込む
Dev Ops
Machine Learning
Microservice
あと、 最近や今後のキーワードなど。
- 最近のキーワード : Serverless、IoT、Voice UI、DataLake、Machine Learning、Container Orchestration など。
- 今後のキーワード : Bio Analytics、Holographic Display、Quantum computing & Encryption、Self Repair System など。
亀田さんの基調講演、素晴らしかったです!! ありがとうございました♪
👏
Sansan株式会社 | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、Sansan のエンジニアの方。お名前忘れてしまいました…。
とりあえず、「Sansan さん」という言葉ちょっと面白いです。 Sansan のサービスや社員の方々のご紹介をお話されました。
インドへのサービス展開では、ネットワーク環境の違いからクラッシュレポートが出まくって大変だったらしいです。 海外でのインフラの違いがシステムに影響するなんて、当たり前と言えば当たり前ですが、行ってみないとわからない、って感じで通るべき道といったところなんでしょうか。 国内にとどまらず海外展開まで進めている Sansan さん素晴らしいですね♪
あと、初のテックイベントを開催するとのことでした。
今回の JAWS FESTA 2018 の様に、盛況なイベントになるといいですね♪
Serverless??そんなことよりDBだ!! | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、照井 将士さん。
AWS プレミアパートナーのサーバーワークスに所属しながらも北海道に在住するリモートワーカーとのこと。兼業でフリーランスとしても活動され、Serverlessconf Tokyo 3年連続でのスピーカーなど、活動の幅の広さに驚きです!!
AWS の DymanoDB に関する知見を余すことなく教えて頂きました。本当に為になりました!!データベースや RDS のことまで総括的にお話頂いて、正直自分の知識や理解の甘さに反省…。
DynamoDB を利用するのであれば、必見です!!
- DynamoDBデータモデリング虎の巻:第壱巻 〜前提知識編〜 - misc.tech.notes
- DynamoDBデータモデリング虎の巻:第弐巻 〜考え方編〜 - misc.tech.notes
Serverless??そんなことよりDBだ!! / We should know Databases before Serverless - Speaker Deck
JAWS FESTA 2018 OSAKA CoderDojo ニンジャ Meetup - JAWS-UG KANSAI | Doorkeeper
今回、JAWS FESTA のコラボ企画として、CoderDojo ニンジャ Meetup が開催されており、見学させて頂きました。
パナソニックスタジアムの VIP ルームで、子供達がパソコン開いて楽しみながらプログラミングを学んでいました。 曲を流して、飲み物やお菓子もあって、大人たちもソファでくつろぎながら過ごしていて、その和やかな雰囲気が「本当にいいなぁ〜♪」と思いました。
プログラミングを学ぶというより、プログラミングで遊んでいるといった感じですね。 教材というか、遊び道具は Scratch 。
子供達が2、3人でグループを組んで、一つの作品を協力しあって作り上げていました。
ラストの発表まで見学させて頂きましたが、子供とは思えないほど高度な作品でビックリ!! 進め方も、役割分担から、プロダクトのテーマも決め、さらにプレゼン資料まで…。ほぼ仕事…。 子供達、恐るべし…。
最近、子供達にプログラミングを教える機会があって、CoderDojo いいなぁと思いました。 鹿児島には、CoderDojo ないみたいなので、ちょっとやってみようかと。
CoderDojo について、運営の方々にお話を聞かせて頂いたんですが、快く色んなことを教えて頂けてありがたかったです!! こういうコミュニティを通しての繋がりが、もっともっと広がっていき、ちょっとずつ社会や世界が良くなっていくんじゃないかと思います。
JAWS-UG も、CoderDojo も、長くコミュニティを運営されている方々には本当に感謝ですね。 ありがとうございます。
🙇♂️
- https://www.facebook.com/takashi.hosoya/videos/2163297317069026/
- https://www.facebook.com/takashi.hosoya/posts/2167182486680509
AWS Amplify で超加速するフロント開発最前線 | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、前川 博志さん。
京都で働くエンジニアさんです。ALM (Application Lifecycle Management) エンジニアとのこと。 ALM 初めて聞きました。
プレゼン資料も発表も面白く楽しいセッションでしたー。すごく良かったです!! 小学生の頃以来、久しぶりに「はだしのゲン」を見た気がします。
そして、内容も素晴らしかった!! ユーザーエクスペリエンスが求められる昨今、ユーザーに近いフロントエンド側にリソースをかけたいところ、AWS Amplify を使ったノウハウを細かいところまでお話して頂けました。
こんなに簡単にバックエンド側が用意出来るのは本当にすごいですね。 AWS Amplify も前川さんも、Greate !!
AWSとkintoneで実現する新しいシステム開発のカタチ | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、浅賀 功次さん。
サイボウズ公認 kintone エバンジェリストもされているとのこと。
kintone と AWS のそれぞれの特徴を生かつつ、お客様の要望を早く安く美味しく作り上げるポイントが紹介されていました。 AWS は、言うまでもなく便利なサービスではありますが、状況や条件によってはニーズに合わないことも出てくると思います。 そういう場合、kintone など他のサービスを併用することで問題が解決することもあるかと。 勉強になりました!!
4年間SAをやった中で、よくされる10の質問と回答 〜中級者ほど知らないAWSの技術的ポイント〜 | JAWS FESTA 2018 OSAKA
登壇されたのは、清水 崇之さん。
AWS の SA を担当されています。別名、AWS 芸人。 前夜祭では、しこたま飲まされたみたいですね…。
AWS で SA をされた4年間で培われたノウハウと実情のお話。
ということで、以下。
- とりあえず、CPU、ディスク、ネットワーク、データベースのモニタリングをしっかりしましょう。
- そして、何かおかしい点があれば、各種リソースの設定やタイプを変更しましょう。
- T2 インスタンスは、CPU クレジットという特殊なリソースなので、注意しましょう。
- SSD は、容量と I/O のパフォーマンスが比例するので、容量を調整しましょう。
- あと、大概の問題は「よくある質問」に記載があるので、そこをまずは確認しましょう。
- 機械学習を使うと、大概の画像は木星になりえる。
閉会式/移動
閉会です。 ライトに照らされたパナソニックスタジアムもすごく綺麗!!
JAWS FESTA 2018 OSAKA 懇親会 - JAWS-UG KANSAI | Doorkeeper
パナソニックスタジアムの VIP ルームでの懇親会です。
100 名以上参加されたとのこと。 北は北海道、南は沖縄まで、たくさんの方々が参加され、素晴らしいイベントだったかと思います♪
私も他の地域の JAWS-UG の方々とお会いすることが出来ました。 本当に JAWS FESTA に感謝です。
次は?
JAWS DAYS 2019 が 2019/02/23(土) に TOC 五反田メッセで開催されるとのことです。 テーマは、「満願全席」!! とにかく何もかも全部入れ込んでやるみたいです。
今回の JAWS FESTA も素晴らしいイベントでしたが、 JAWS DAYS 2019 も期待ですね。
私も参加出来ればと思います。
では♪